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NEWSニュース

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2013 秋祭

町野眞貴

生まれながらにして私は信徒であります。そんな私の年間最重要行事の一つに秋の大祭の参拝があります。26日に出発し27日が大祭日です。なんと今年は50回目の記念すべき年でもありました。今年もつつがなくこの大祭に参列させていただけた事にまず感謝いたします。今はその様な安堵の思いですが 実は振り返ると苦難の連続であり一つ間違えば参拝が不可能な状態だったかもしれなかったのです。その一つに自分自身の怪我によるものでした。そしてもう一つが自然の作り出す台風の影響によるものです。怪我については恥ずかしくて内容を詳しくは申し上げられませんが9月の末に受傷し10月中旬に入院、手術を行うというような内容で手術の結果、その後の経過状態によっては27日に間に合わずドクターストップを受けてしまうような状態でしたが 今回の怪我により多くの事を蔑にしてしまっているなか秋祭だけは何としてもという思いが通じたのか術後の回復も著しく良好だった為最短日数で退院する事が出来、おかげをもちまして参拝する事が可能となりました。自身の強い想いもそうですが私も周りの方々の真心からの祈念の想いが全てを良い方向に導いてくれたのだと感じています。

そして台風についてですが27号、28号がたて続きに丁度27日をめがけて接近しているという事態、しかも27号に限っては先日日本各所に大きな被害をもたらした26号とほぼ同サイズ、同経路という予報だったしかも近年の気象庁予報はそれを上回るほどの被害の大きさだったりもする。大祭の会場自体が和歌山県高野山の山奥であるためこれはそもそも大祭を行うこと自体が危うくなってきたぞというような思いでいましたが、今回は日本全国民の台風からの被害を受けませんようにという願いと秋祭に照準を絞ってきた全国の信徒の祈りが通じ結果台風は見事日本の太平洋側を通過し前日の準備中のみ若干の雨にみまわれたものの当日は無事台風一過のすがすがしい秋空のもと本番が行われました。大祭後無事に帰路に着き、ただただ安堵の思いで例年通り参列させていただいた事に感謝するとともに いつも通り心身健康で快適な自然環境であり続ける事の大切さを痛感する次第でした。来年51回目の大祭はもう少しスムーズな形で参列できるよう今から心身の準備を整えておくことと自然やその他の災いから守っていただけるよう祈念を続けて行こうという心境でおります。

清々しい秋晴れの中